実績紹介

【工事概要抜粋】

• 水圧鉄管　口径1,800mm
• グリスパッキン取替
• 充水後漏水確認

上流約2.3kmの地点に建設された三成ダムからの最大有効落差58.76mを利用して、最大使用水量6.00m³/s、最大出力2,830kWの発電をする、生活に欠かせない発電施設内に設置された水圧鉄管修繕作業中の写真です。
昭和28年に完成した設備は長年の使用により劣化が激しく、今回の修繕では、この水圧鉄管同士をつなぐ伸縮継手の丸ゴムパッキン及びグリスコットンの取替を実施しました。

発電所の水圧鉄管伸縮継手の丸ゴムパッキン及びグリスコットンを取り替える、修繕工事を実施しました。
締め付けているボルトを外し、ゴムパッキンを取替えますが、均等に締め付けていかなければ充水したときに漏水してしまう原因となります。また、山の斜面に長く設置された水圧鉄管の修繕には、安全面でも細心の注意が必要でした。
経年劣化により、ボルトの取外しが難しく、足場と安全帯で守られた狭い作業スペースで苦労しながらの現場となりました。