営業の仕事は、ごく簡単に言ってしまえば、自社の製品等の魅力を多くのお客様に伝え、自社とお客様のより良い関係を築くことです。 抽象的な表現になりますので、業務内容をいくつかご紹介します。
情報収集 | 日々変わる社会情報の情報をはじめ、国や県市町村からどんな工事がいつ発注されるかといった情報を収集します。 |
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営業活動 | 想像する通り、お客様へ自社の製品をプレゼンテーションし、売り込んでいきます。 |
情報収集 | 近年は営業するだけでは仕事を受けることはできません。求められる様々な資料を作成し、積算等も行います。 |
納品までのフォロー | 製品を納品するまで、さまざまなプロセスがあります。設計や製造、工事など様々な部門が係わりますが、 会社の顔は営業であるため、お客様とのやりとりからフォローまでしっかり努めなければなりません。 |
お客様への商品の企画提案を数多くこなす営業。 相手の知りたい情報、そしてこちらの伝えたい情報を整理して資料にまとめる能力がどんどん磨かれます。 人の前に立って話すことの多い営業は、「しゃべりの技術」を磨くこともできます。
営業として一番重要なのは、お客様へ商品を売り込むことです。 そのために、まず相手のニーズを的確に把握する必要があります。その時に役立つのが“聞く”力です。 現在相手がどのようなものを求めているか、どんな問題を抱えているかなどを聞き出すことができれば、チャンスを広げることができます。 相手の話に耳を傾け、聞くことから信頼関係を築くことができます。
仕事は一人だけの力では成り立ちません。 どのような仕事も、社内外における多くの人々が関わって成り立っています。営業はその最前線に立ち、顧客とのやり取りを行う仕事です。仕事を受注した後も、総務や事務、設計・製造・工事など各部門とも連携して仕事を進めていかなければなりません。 その際に求められるのが交渉力・調整能力です。 お客様の要求を社内に伝達し、自分だけでなく社内外問わず調整し、物事を進行していく能力です。身につけておくと、さまざまな場面で重宝されます。
上記のとおり、営業はたくさんの人と接し、話をします。 また、たくさんの人と接するため、世間話から仕事の話までたくさんの情報を収集できます。 コミュニケーションを図る上で欠かせないことを営業は自然と身に付けていきます。 「聞く力」「しゃべりの技術」「交渉力・調整能力」「情報力」すべてがコミュニケーション力の向上に活かすことができます。